金沢の新観光スポット!「金沢21世紀美術館」
金沢といえば加賀百万石の城下町である金沢城や、日本三名園の兼六園などの観光スポットで全国的に有名です。
それらと共に、新たな観光スポットとして人気を集めているのが「金沢21世紀美術館」です。
2004年に開館した現代型美術館の魅力に迫ってみましょう!
「まちに開かれた公園のような美術館」
金沢城公園や兼六園からほど近くにある金沢21世紀美術館は、2004年10月に開館した比較的新しい美術館です。
館は建物からして独特の形状をしており、ガラス張りで覆われ円盤形をした館には、正面や裏側といった区別がありません。
金沢21世紀美術館は「まちに開かれた公園のような美術館」というコンセプトを持っていますが、敷地内にはこれといった遮蔽物は無く三方を道路に囲まれているため、
どこからでも訪れられるオープンな作りになっているんです!
また、無料展示区間や休憩スペースも豊富で、夜も10時まで開館中とフラッと立ち寄ることができます。
天気のいい日には、星空と作品を一緒に楽しむのも良いですね。
水底を歩けるプール?
現代美術をテーマにしているだけあって、金沢21世紀美術館には、私達の五感に働きかけるような展示物が豊富です。
◇くりぬかれた天井から移り変わる空を見上げる「ブルー・プラネット・スカイ」
◇わずか14cmのガラス壁に100種類もの植物が植えられ、通路を通りながら四季を感じられる「緑の橋」
◇子どもが中に入って遊べるアスレチック型展示物「ラッピング」
◇地中を通る伝声管で音が反響する「アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3」
など、見るだけでない体験型のアートが数多く展示され、大人も子どもも夢中になること間違いなし!
その中でも特に人気なのが、アルゼンチン出身のアーティスト、レアンドロ・エルリッヒによる「スイミング・プール」です。
水中を散歩するかのように、水底からの不思議な光景を楽しむことができ、まるで魚になったかのような気分を味わえるでしょう。
芸術を楽しむだけじゃない美術館
金沢21世紀美術館ではコンサートや舞台、トークショーといったイベントの他、フリーマーケットや茶会などさまざまなイベントが開かれ多くの人で賑わいを見せます。
一方、ガラス張りで開放的なレストランでランチバイキングを楽しんだり、美術を中心に書籍だけでなく映像や音声資料も取り揃えたアートライブラリーでくつろぐこともできます。
金沢を訪れるなら、こうした魅力のつまった金沢21世紀美術館に足を運んでみませんか?