【一括購入でお買い得！】パッケージ航空券の賢い使い方

航空券と宿の宿泊券がセットになっている「パッケージ航空券」は、チケット手配の手間が省けるだけでなく、それぞれのチケットを別個に購入するよりもお買い得になるなど、人気のプランです。

今回は、パッケージ航空券の安さの理由と、使いこなすためのテクニックをご紹介します。

ホテル代込みで国内出張パックツアーを利用する場合、航空券は最大6割もの値引きを受けることができます。
新幹線を利用したパックツアーがおおむね4割引であることと比較しても、割引率は高いです。
航空券と宿泊券をセットで買っているのに、支払い金額が普通の航空券単体より安くなることもあり得るわけですが、一体なぜなのでしょうか？

パックツアーでは、参加者全体を1つの団体として扱うことで団体割引を適用し、1人あたりの航空券を格安で手配しています。
この場合、航空会社が宿泊施設と契約を結び、年間を通じてパックツアー用の宿泊枠を一定数確保していることも多いので、繁忙期でも割安な料金が適用されるのです。
また、出発時間や時季を工夫することで値段を抑えているケースもあります。

早朝や深夜といった移動手段の限られる時間帯、また2月・4月といった閑散期には値段を下げてでも搭乗率を上げたいため、航空会社も値下げをするわけです。

コストや手間を省けること以外にも、パッケージ航空券にはさまざまなメリットがありますが、同時に注意すべきポイントもあります。

・飛行機またはホテルだけの予約はできない
「日帰りだから、ホテルには泊まらない」という場合も、飛行機とホテル両方の予約が必要です。
飛行機は空いているのにホテルは満室、またその逆のパターンでも予約は完了できません。
パックパッケージは航空券と宿泊券をセットにして成立している商品であるため、基本的に片方を切り売りすることはできないのです。

・気軽な変更はできないものも
正規の航空券は搭乗便の出発前であれば日程や搭乗便の変更を気軽に行えます。
しかし、パックの航空券は日程変更の際にはいったんキャンセルした後に取り直す必要があるなど注意が必要です。
あらかじめ、日程をつめておきましょう。

・マイルが貯まりにくい
頻繁に飛行機を使う場合、マイルを貯めているという方も多いのではないでしょうか。
しかし、パックツアーでは、マイルが減額あるいは積算対象外になるケースも多いです。

パックツアーであっても、プランやクラスによってマイルの有無や積算量が変わるので、さまざまなプランをチェックしてみてください。

1口にパッケージ航空券といっても、航空会社やクラスによってさまざまです。

今回ご紹介したテクニックを参考に、オリジナルの旅行プランを考えてみてください。