空間の限られたエコノミークラスのフライトでも快適に過ごしたい!
日本の国内旅行では飛行機を利用する割合が高くなっていますが、その反面、ビジネスクラスやファーストクラスについては希望者が減っている傾向があります。
少しでも交通費を安く済ませられれば滞在先での食事内容はそれだけ豪華になりますから、エコノミークラスに人気が集まるのは自然な傾向でしょう。
しかし、たとえ国内に限定したフライトであってもエコノミークラスの座席にはエコノミークラス症候群などのリスクがあります。
国内最長距離である北海道から沖縄ならば約4時間を上空で過ごさなければなりません。
ただじっとしているには長い時間です。
快適なフライトにするためには、フライト前の準備が欠かせません。
おすすめアイテムと服装の基本をご紹介しますので、ぜひ参考になさって下さい。
エコノミークラスの座席に持ち込みたいアイテム
飛行機の座席は通常ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスの順で専有面積が減っていきます。
エコノミークラスの座席は1人あたりの面積が狭いですから、持ち込むアイテムは厳選に厳選を重ねましょう!
おすすめアイテムがこちらです。
■ネッククッション
■マスク
■高機能耳栓
■痛み止め、酔い止めの薬
■ガム、飴など
■リップクリーム
■眼鏡
ネッククッション、マスクは、乾燥しがちな機内でリラックスしたひと時を過ごすために必要なアイテムです。
座席に着くと自由に使える空間が限られますので、ある程度固定した姿勢を楽にしてくれるサポートアイテムを活用しましょう。
普段コンタクトを利用している方の場合、見落としがちなのが眼鏡です。
機内でコンタクトを装着したままうたたねしてしまうと、ドライアイから眼病リスクが高まります。
搭乗中の視界は眼鏡で確保することをおすすめします。
日頃から疲れ目が気になる方は目薬もあるといいかもしれませんね。
気を付けたいフライト中の服装
飛行機の中は地上とはまったく環境が異なります。
少しでも快適に過ごせるように、環境に応じた服装を心がけてください。
旅行の目的が観光である場合、普段着であり、動きやすい服装としてジーンズを選んでしまう方が少なくありません。
しかしジーンズは生地が固く伸縮性がないため、座席に座った状態でしわになった部分が身体を圧迫してしまいます。
ジーンズ愛好家の方には不本意かもしれませんが、飛行機に乗っている間だけでも締め付けの少ない楽な布地の服を選びましょう。
男性の場合はチノパンやストレッチパンツ、ハーフパンツなど。
女性の場合はストレッチパンツ、ロングスカートなどをおすすめします。
上半身については温度調節を可能とする重ね着が基本です。
下着、Tシャツ、カーディガン。その上にフリースなどの羽織物も必要になる可能性があります。
機内は常にひどく乾燥しているもので、湿度が下がれば当然温度も低下します。乾燥と冷えが重なれば国内フライトの短い時間でも風邪を引きかねません。
冬のフライトではここにレッグウォーマーなども用意したいところです。
すこし備えすぎかなと思うくらいが丁度いいと考えましょう。
アイテムと服装で備えれば、移動中の時間はより快適に過ごせるようになるハズ!
旅行先でより充実した体験を楽しむためにも、旅行の予定が決まったらじっくりアイデアを練っていくことをおすすめします。
もし機内でスケジュール調整に携帯端末を使うようでしたら、忘れずに「機内モード」にしてくださいね!